人々を惹きつける温泉リゾート地の箱根

首都圏から近いということもあって日帰り客も多い箱根の魅力
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温泉リゾート箱根の魅力とは?

箱根日帰り温泉

 

温泉、自然観光スポット旅行の楽しさが凝縮した箱根

旅人を惹きつけてやまない温泉リゾート地の箱根。

 

箱根は、年間1900万人の観光客が訪れる日本屈指の観光地。これほどまでに人々を惹きつける魅力はどこにあるのでしょう。第一にあげられるのが箱根二十湯と呼ばれる豊富な温泉。箱根全域では全国第5位に数えられる182万5000 tもの湧出量があり、泉質は20種類にも及びます。

 

その温泉を引く宿のロケーションも、渓谷、高原、湖畔、温泉街と実にバラエティ豊かですね。富士箱根国立公園の中央に位置し、「箱根の山は天下の嶮」と歌われた急峻な山沿いに開けているだけに、自然環境の豊かさも魅力で、この美しい自然に彩りを添える富士山の存在も忘れることができません。

 

箱根湿生花園のミズバショウ、蓬園のツツジ、箱根登山鉄道沿線のアジサイ、仙石原のススキなど、四季を彩る花風景も美しく、美術館や博物館、レジャー施設も多彩に揃うので観光もよりどりみどりです。また、スイッチバックの登山電車をはじめ、ケーブルカーやロープウェイ、観光船などに魅力を感じる人も多い。単に移動手段というより乗り物そのものが観光アイテムの一つになっています。

 

こうして箱根の魅力を列挙しただけでもわかるように、温泉をはじめ、自然や、花の名所、施設など、観光客の心を満たす条件が揃い旅を楽しむアイテムには事欠かない。これに加えて首都圏からのアクセスのよさも特筆できる。車なら東名用賀ICから、電車なら小田急線や東海道新幹線でいずれも1時間ほどで行ける。つまり、箱根は、ありとあらゆる条件が整ったベスト・オブ観光地といえるのではないでしょうか。

 

 

宿も多彩で日帰り入浴施設も満載好みの温泉を気軽に楽しめる

 

箱根は宿泊施設数、総客室数、宿泊客数がいずれも日本一で、平成20年の調べでは年間約472万人が宿泊している。ちなみに箱根町の人口は約1万3400人だから、毎日、町の人口に匹敵する人が泊まっていることになりますね。

 

箱根の宿泊施設は実に多彩で、江戸時代から栄えただけに、長い歴史を紡いできた老舗旅館もあれば、富士屋ホテルに代表される国際リゾートホテルもあります。

 

かつて温泉不毛の地であった仙石原は、明治40年代に冠ヶ岳中腹でボーリングに成功し、以来、高原リゾートとして開発され、今ではリゾートホテルが立ち並ぶようになっています。また、首都圏から近い箱根ならではの特徴として企業の寮や保養所が多いことがあげられます。

 

なかでも明治後期に大涌谷から温泉を引き、温泉付き別荘地として開発された強羅周辺に施設が集中しており、こうした寮や保養所に宿泊する人も年間107万人を数える。(平成20年調べ)

 

近年の傾向としては、露天風呂付き客室を備えた客室数20室程度の高級志向の宿が増えてきたことがあげられる。一方で、1泊朝食付きや素泊まりで利用できるリーズナブルな宿も増えており、予算や利用目的などによって好みの宿を選べるというのも箱根の魅力の一つといえるでしょう。

 

首都圏から近いということもあって日帰り客も多いため、こうした需要に応える日帰り入浴施設も多い。箱根小涌園ユネッサンに代表される温泉テーマパークのような豪華施設から、地元の人たちに愛されてきた共同浴場、さらに宿でも日帰り利用できるところもあり(箱根 日帰り温泉 ランキング)、さまざまな形で温泉を楽しむことができる。

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